airymotion 〜ボディワーク&ホリスティックヨガ〜

筋膜、ソマティクス、ホリスティックをキーワードに、心地良いからだ作りを提案します

アナトミートレイン 第3版

トーマス・マイヤースのアナトミートレインの第3版(の和訳)が出版されました。

筋膜のつながりをわかりやすく説明した本で、施術、ボディワークやヨガ、その他の運動などに応用されていて、筋膜関連の勉強をしている身としては押さえておきたい情報なわけです。

英語版は2013年に発売されていたので、英語が苦手な私は和訳版を首を長くして待っていたわけです。

 

ざっと見比べてみたところ、第2版との違いは

・筋膜の整体力学的調整が追加された

・同軸ファンクショナル・ラインが増えた・・・2版では「考察」的な扱いだった

・トレーニング中のアナトミートレインとして、歩行分析などジェームズ・アールズの寄稿が追記された

・訳が洗練された

・絵が綺麗になった、説明のための線が追加されたものもある

といったところが良いところで、ネガティブな面は

・ヨガの説明が減った

・画像の画質が悪くなった

というところでしょうか。

 

第2版をお持ちの方はあえて買い替えなくても良いかもしれませんが、ボディワーカーやセラピスト、ヨガなど身体操法のインストラクターにはお勧めの書籍です。

 

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からだにはココロがある

「ゆる」で有名な高岡英夫氏の書籍です。
今から5,6年前、ヨガを始めてしばらく経ったときにヨガやストレッチ、施術関連の本を買い始めた時に、高岡氏の「究極の身体」という本に出会いました。一流の身体はそういう風に動くのか、と納得しながら読んだものの、当時は到底自分に落とし込めるものではありませんでした。
先日改めて読み返してみたところ、今まで勉強してきたことにつながっていることがあることに気が付き、さらに高岡氏の理論を知りたくてAmazonのカートに入れっ放しだった本書を購入してみたわけです。

本書はセンター、下丹田中丹田、上丹田、裏転子、ベスト、リバース、レーザーといった、高岡氏が考案した身体意識について書かれています。
これらの意識はヨガやボディワークと共通するところがあり、とても参考になりました。
自分の体に落とし込み、伝えられるように検証したいと思います。



セッションメニュー

セッションメニュー

 

■ファシャワーク
筋膜リリースを中心としたセッションです。
カラダ全体にフォーカスしてアプローチしていきます。
カラダの歪みや慢性的な不快感の解消に効果があります。
詳しくはこちらをご覧ください。

ファシャワーク - airymotion 〜ボディワーク&ホリスティックヨガ〜

  

料金:

90分 ・・・ 10000円
60分 ・・・ 7000円
30分 ・・・ 3000円 (お試し)

 

■ソマティカルワーク
動きの質を改善するセッションです。
詳しくはこちらをご覧ください。

ソマティカルワーク - airymotion 〜ボディワーク&ホリスティックヨガ〜

 

料金:

90分 ・・・ 10000円
60分 ・・・ 7000円
30分 ・・・ 3000円 (お試し)

 

■リラクゼーション整体
ファシャワークとソマティカルワークは、クライアント様自身に動いていただいたり、感覚していただくボディワークになりますが、
ただただ疲れを取りたいというクライアント様に、受け身で受けていただく揉みほぐしがメインとなります。

 

料金:

90分 ・・・ 6000円
60分 ・・・ 4000円
30分 ・・・ 1500円

 

■ホリスティックヨガ
ボディワークの視点を取り入れた、カラダの使い方を重視したヨガです。
詳しくはこちらをご覧ください。

ホリスティックヨガ - airymotion 〜ボディワーク&ホリスティックヨガ〜

 

・グループレッスン ・・・ お一人 2000円/90分   *人数が多い場合は割引あり
・プライベートレッスン ・・・ お一人 3000円/60分、4500円/90分

 

■セミナー/ワークショップ
筋膜リリース、触察などボディワーク関連のセミナー/ワークショップをお受けします。

 

・筋膜リリース
   セルフ、ペアで気軽にできる筋膜リリースをお伝えします。
   参考図書: ボディワーク入門ーロルフィングに親しむ103のテクニック


・触察(パルペーション)
   骨や筋肉の触り分け方をお伝えします。
   解剖学をカラダに落とし込んだり、感覚を高めることができます。
   対象の筋肉はご相談ください。

 

 

 ■セッション予約

こちらから予約可能時間を確認いただき、

セッション予約について - airymotion 〜ボディワーク&ホリスティックヨガ〜

airymotion@gmail.com

宛に連絡お願いします。

セッション内容などお気軽にお問い合わせください。

 

■セッション場所

船橋駅から徒歩10分の自宅セッションルームか、

都内レンタルサロンなどで行います。

その他の場所もご相談ください。

 

■プロフィール

オープンパス・メソッド®️ ファシャワーカー

オープンパス・メソッド®️  ソマティカルワーカー

オープンパス・メソッド®️ ボディワークインストラクター

オープンパス認定触察講師

リメディアルセラピー ベーシックセラピスト

inStyle RYT200修了

 

ソマティカルワーク

ソマティカルワーク(オープンパス・メソッド®️)は、ソマティクスという技法を使って脳神経系に働きかけ、体性感覚を高めることによって身体機能を改善するボディワークです。


脳神経系というと難しいと思われるかもしれませんが、身体を動かす指令を出しているのは脳、指令を伝える経路が神経です。
動きの改善には脳神経系への働きかけが欠かせません。

 

例えば手を挙げる動作をするときに、だいたいいつも同じように動いていないでしょうか?どこの筋肉がどういう風に動いているか意識しませんよね?
動きは習慣だったり癖だったり、練習の成果などで作られます。
それがカラダにとって効率的であれば良いのですが、そうではないことがあります。
そういう習慣的な動きを変えるのは大変です。


ソマティカルワークでは、感覚していただきながら実際に動いていただくことで、動き、
コーディネーションやパフォーマンスなどを改善していきます。

 

セッションは、
1.カウンセリング
2.姿勢分析
3.ワーク
4.フィードバック
という構成で行います。

 

カウンセリングと姿勢分析により、クライアント様の要望から主訴、アプローチする箇所を決めていきます。
ワークは私が誘導しながらクライアント様に感覚していただいたり、動いていただくことで、クライアント様の体性感覚を高めることで、動きの質を変え、その状態が長続きするように働きかけます。
ヨガやダンス、武道など身体の感覚を大事にしている方、動きの質を高めたい方にオススメです。

ファシャワーク

ファシャワーク(オープンパス・メソッド®️)とは、筋肉や骨、内臓など身体中の組織を覆う筋膜に働きかけ、身体構造の改善を目指すボディワークです。
筋膜リリースという言葉の方が馴染み深いでしょうか。

 

筋膜が癒着したり拘縮したりすると、歪みや違和感、痛みが発生したり、筋肉の動きが妨げられ、運動能力が低下します。
窮屈な服を着たような動きづらい感じに似ていると思います。
ファシャワークではそれらの解消を目的とし、特に慢性的な不快感や歪みの解消に効果があります。

 

セッションは、
1.カウンセリング
2.姿勢分析
3.手技
4.フィードバック
という構成で行います。

 

肩が凝っているという訴えに対して、もちろん肩にもアプローチしますが、原因箇所は別にあることがあり、そこにアプローチしないと根本的な解決にはなりません。
カウンセリングと姿勢分析により、クライアント様の要望から主訴、アプローチする箇所を導きます。


手技は私がクライアント様にアプローチしていきますが、クライアント様に感覚していただいたり、少し動いていただくことで、クライアント様の体性感覚に働きかけるのも特徴です。体性感覚に働きかけることで、リリースが早く行われたり、カラダが心地良い状態を覚えるので良い状態が持続しやすくなります。
ヨガやダンス、武道など身体の感覚を大事にしている方にもオススメです。

ビジュアルで学ぶ 筋膜リリーステクニックVol.1 -肩、骨盤、下肢・足部-

先週発売された「ビジュアルで学ぶ 筋膜リリーステクニックVol.1 -肩、骨盤、下肢・足部- 」は前半で筋膜そのものの説明、リリースで何が起こっているかなど解説されています。

私としてはここだけでも勉強になります。

テクニックについてもその症状の原因からアプローチ方法まで丁寧に描かれており、さらに動画サイトへのリンクが付いています。

 

ここ1,2年で筋膜関連の書籍が増えて来ました。

そうすると、こういう丁寧な本だったり、違う視点から書かれたりと勉強になりますね。

今後セッションをして行くに辺り、参考になることが多そうです。

 

アレクサンダー・テクニックの使い方―「リアリティ」を読み解く

アレクサンダー・テクニークは、三大ボディワークの一つと言われ、約100年前にオーストラリアのオペラ俳優のフレデリック・マサイアス・アレクサンダーによって広められた身体操法です。

自身が舞台で声が出なくなったのは身体の使い方にあると突き止め、それを改善する意識の仕方、身体の使い方を見つけ出しました。

ボディワーカーだけではなく、音楽家に向けの書籍も多数あります。

 

最近では日本人作者の書籍も見られるようになりましたが、10年ほど前は邦訳本ばかりでした。

たまに酔ってしまうような訳本もありますが、アレクサンダー・テクニークの場合は「頭を上に、前に」などわかるようでわからない、本当にこれが心地良いのか?と思うような表現が多いと感じていました。

 

この本は、「アレクサンダー・テクニークにできること―痛みに負けない「からだの使い方」を学ぶ 」の訳者が、「頭を上に、前に」など特有の表現の意図するところを欧米文化との違いを踏まえて丁寧に解説しています。

テクニック本と言うよりはボディワークの解説書と言えるでしょう。

 

ヨガを含めて、身体の使い方に意識を持つようなボディワークを行っている人にはお薦めの本です。