筋膜とは何か
こんにちは、Jinです。
私は整体のDVDや講座の情報もできるだけキャッチしようとしているのですが、
ある先生が今までの手技に膜へのアプローチを取り入れたらすごく効果が出た、
と、講座説明へ向けての動画でおっしゃってました。
おそらくその先生の言っていることは、私が勉強してきたことと近いので、
似たような手技なのかなあと推測します。
筋膜へ興味を持つ人が増えるのであれば嬉しいです。
そこでは「筋膜」ではなく「膜」へのアプローチと強調されていました。
「筋膜」という言葉に「筋」が付いているから筋肉を包む膜「筋筋膜」=「筋膜」と捉えていたのか、そう捉えている人が多いから区別したかったのだと思います。
例えば、筋膜ストレッチなど書かれている本は、筋筋膜(筋肉)へのストレッチと同じような内容が多いように感じます。
因みに英語では筋膜のことを、fascia(ファシャ)と言います。
「閃く経絡」では筋筋膜など従来のイメージに寄らないようにファシャと表現していたと思います。
筋膜は国際筋膜学会では
・人体に広がっている軟部結合組織
・人体全体の張力伝達システム(マトリクスを形成)である線維性コラーゲン組織
・筋筋膜、腱膜、靭帯、腱、支帯、関節包、内臓筋膜、神経周膜、髄膜、骨膜などを含む
と定義されています。
「人体の張力ネットワーク-膜・筋膜―最新知見と治療アプローチ」参照
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4263215400?ie=UTF8
鶏のササミの薄皮のような膜状のものとか、牛すじのぐしゃぐしゃした繊維状のもののようなイメージです。
筋膜は、
狭義の意味では「筋筋膜」のことを指し、
広義の意味では上記のように軟部結合組織を指します。
どちらの意味で捉えているかでアプローチ方法も、効果も変わるので言葉の定義も大事だなあと改めて感じました。
因みに私が勉強したオープンパスの上級クラスでは「膜連続体」として、
筋膜の本だけではわからないような情報も付加されていました。
Jin
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