テコの原理を考える
こんにちは、Jinです。
私が週一でレッスンしているホリスティックヨガでは、
毎週テーマを決めてA4の資料にまとめて冒頭にワークショップ形式で説明しています。
なぜかというと、私にレッスンはヨガではあまり言われない表現や身体の使い方を取り入れているので、
・最初に説明することによって共通言語とする
・そのテーマを念頭に動いてもらう
ためです。
今週はどんなテーマにしようかなと考えていて、
先日八光流柔術の稽古で行った点で動く、から発想を得て、
動かす箇所を変えながら動いてみようかと考えています。
同じ動作をするときは通常同じ筋肉が同じ順番で動きます。
ここに違う経路を入れると脳神経系が刺激されます。
効果的に行うと、滑らかな動作だったり、緊張のない動作だったりができるようになります。
これは私が学んだソマティクスの領域の一つです。
もう一つ、テコの原理も使えるかもしれません。
支点、力点、作用点のテコです。
いつもの動きでプルプルしてしまうときに、力点や支点を変えることにより作用する力を大きくできるはず。
例えば脚を前後に開いて前脚を踏み込むランジで前脚に着目すると、
大腿四頭筋が緊張しがちです。
この動作では、膝か股関節が支点で、大腿四頭筋が力点、股関節か膝が作用点になっています。
支点や力点を変えることにより大腿四頭筋にかかる力は弱められます。
ただ、これを説明しようとすると生徒さんは混乱しそうです。
もう少し煮詰めてシンプルになったら出そうと思います。