airymotion 〜ボディワーク&ホリスティックヨガ〜

筋膜、ソマティクス、ホリスティックをキーワードに、心地良いからだ作りを提案します

アームラインについて

お世話になっているヨガスタジオinStyleでのRYT200の筋膜講座が先週の土曜日にありました。アナトミートレインで提唱されている各ラインとヨガのつながりもお伝えしているのですが、今までアームラインについては親指側から前面へのつながりと小指から肩甲骨へのつながり、薬指で軸を体感するワークが中心で、他のラインに比べて少し深さが足りない、と感じていました。
今回は再受講の受講生もいたこともあり、オープンパス、和身塾や美構造Ⓡでの学びから肝だと感じている腕の使い方(体幹へのつなげ方、力のつかえ方)をヨガへ展開できる形にしてお伝えしました(テキストは各回共通ですが、メンバーの興味や反応に合わせてワークは多少変化します)。受講生の反応は上々だったと思います。

500メートルで金メダルを獲得した小平奈緒選手は、古武術の身体の使い方を取り入れているそうです。古武術とスポーツはきっと相性が良いのでしょう。ヨガと古武術も一見違うもののようで力の方向性や意識の仕方など類似性が多いです。最近感じるのは、いろいろな身体操法での身体の動かし方、意識の仕方は根底の部分では共通していることが多いということ。ちょっと行き詰った時に他の分野に目を向けると自分にしっくりくる表現でわからなかったことを説明してくれていることがあります。私の場合は上位の概念に筋膜をおいていますが(いろいろな身体の使い方を包括できて私にとっては考えやすい)、それぞれ納得できるもので捉えれば良いと思います。もちろん、別々のものとして捉えてもOK。

次回から2コマだった講義が1コマになるので、これまでのような深さは出せないかもしれませんが、受講生に興味を持っていただけるような構成にしたいと思います。

深い講義は別途提案できるように準備中です。