筋膜はどういうものか
こんにちは、Jinです。
今日は筋膜はどういうものなのか書いていきます。
一言で言ってしまえば、からだのほとんどの組織、器官を包む膜状の組織で、
組織・器官の隙間にも存在します。
鶏のササミに見られる膜、牛スジに見られる繊維状のものをイメージしてもらえれば良いです。
筋膜という言葉に「筋」が入っているので、筋肉を包む膜(筋筋膜)と思っている人もいると思いますが、上記のように筋膜はもっと広い範囲の言葉です。
英語ではFasciaと言い、筋肉要素はありませんが、訳すときに筋を入れてしまったのか、訳者が筋筋膜のみを連想したのかもしれません。
筋肉を包む膜と捉えると、ストレッチと同じ概念で筋膜ストレッチなどという言葉が連想されます。
これはこれで正しくはありますが、影響範囲が限定されてしまうのでもったいないな、と思います。
筋膜をからだのあらゆるものを包むものと捉えると、そこにつながりがうまれて広範囲に影響を及びせるようになります。
私も筋膜にアプローチしていますが、筋肉やコンパートメント(隙間)に限定してアプローチすると不思議とその範囲にしか影響が及びません。
ところが、つながっていると考えてアプローチすると広範囲に影響が及ぶのです。
こういうところが面白い。