メタ思考トレーニング
こんにちは、Jinです。
今日は本の紹介です。
昨日「言語」について書きました。
言語は他者と共通認識を得るための有用なツールの一つです。
ただし、他者と自分は違うわけだから、お互いの発している言語がそれぞれ同じことを指しているのか確認する必要があります。
想いや意図が入ってくるとそう簡単には行きません。
そこでメタ思考の出番です。
メタとは客観的に物事を見ることです。
例えば、「あれ取って」と言われた時の「あれ」は何を指すか。
言った人が今欲しいものを状況から推測すると思います。
その時、あれ…今テレビを見ているな、背中をかいているな…孫の手だ。
などという思考が働くと思います。
カフェを作ろうという時に、おいしいコーヒーとスイーツがあれば良いのか。
ライバルは既にあるカフェだけか。
くつろぎ空間ということであればスパもライバルかもしれないし、
静かな場所であれば図書館がライバルかもしれない。
この、くつろぎ空間、静かな場所がメタ思考、抽象度をあげたということです。
抽象度を上げて、具体に落とす。
こうすると、発想が広がるし、土俵を変えて戦うこともできます。
ようやく本の紹介です。
文字通り、メタ思考をトレーニングするのにおススメですl
具体と抽象の行き来に、今あることや起こったことから発想する
こちらもおススメです。
分野が違うのでボディワーカーの目に触れられることは少ないかもしれませんが、
対象と表現が違うだけでテーマは近いと思います。
濱口哲也著「失敗学と創造学」
ボディワーカーであれ、ビジネスであれ、
こういう必要なこと(考え方やスキル)はあまり変わらないなあという風に感じています。