ホリスティックヨガ: 部分にフォーカスする
こんにちは、Jinです。
先週は「部分にフォーカスする」をテーマにしました。
体をつなげる、統一体を目指して行きたいのですが、つなげる、つながる感覚が
わからない生徒さんもいます。
そこで時折部分にフォーカスする日を入れます。
部分を増やすと点が線になりつながるからです。
今回はMET(マッスルエナジーテクニック)で部分にフォーカスしました。
METは可動域の制限からさらに動かしてストレッチするのではなく、
制限から壁を作った状態で反対方向に筋肉を働かせて等尺性収縮を起こします。
これを10〜15秒程度キープしてから解除すると、先ほどの制限よりも動くようになります。
等尺性収縮は収縮しながら腱は伸びている状態になるので、解除すると緩むわけです。
もう一つ神経系の働きがありますがここでは割愛します。
これは色々なアーサナに応用できるので試してみてください。
例えば、長座前屈では制限までいったら踵を床に押し付けるようにして10〜15秒キープします。
解除後に先ほどよりも深く前屈できると思います。
最近はこのMETを進化させて、この力を背骨や背骨を通して反対側の末端まで力を流すこともしていきます。
部分から全体へ、からだをつなげるというわけです。