airymotion 〜ボディワーク&ホリスティックヨガ〜

筋膜、ソマティクス、ホリスティックをキーワードに、心地良いからだ作りを提案します

人の生きた筋膜の構造

今年に入って「人の生きた筋膜の構造」、「筋膜系の機能解剖アトラス」という筋膜に関する2冊の専門書が翻訳発売されました。
この記事では「人の生きた筋膜の構造」を紹介します。

内視鏡検査を通して示される細胞外マトリックスと細胞」という副題にあるように、手術中に内視鏡で撮影した写真が多数掲載されています。
従来の筋膜関連の本では検体から筋膜を取り出して筋膜・筋肉のつながりを説明する写真が主だったので、主旨がかなりが違います。
筋膜の特徴としてテンセグリティ(張力のマトリックス構造)があります。
今まではマクロな筋膜のつながりとしてイメージしていましたが、この本を見ると微小な細胞レベルでもマトリックス構造が形成されていることがわかります。
芸術的とも言える写真の数々から、テンセグリティフラクタル構造、連続性といった人体の神秘が感じられます。
DVDがついているのも嬉しいですね。

この本を見ていると、筋膜に対するアプローチの質が変わる(上がる)ような気がします。
自分自身の変化も楽しみです。

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