アナトミートレイン 第3版
トーマス・マイヤースのアナトミートレインの第3版(の和訳)が出版されました。
筋膜のつながりをわかりやすく説明した本で、施術、ボディワークやヨガ、その他の運動などに応用されていて、筋膜関連の勉強をしている身としては押さえておきたい情報なわけです。
英語版は2013年に発売されていたので、英語が苦手な私は和訳版を首を長くして待っていたわけです。
ざっと見比べてみたところ、第2版との違いは
・筋膜の整体力学的調整が追加された
・同軸ファンクショナル・ラインが増えた・・・2版では「考察」的な扱いだった
・トレーニング中のアナトミートレインとして、歩行分析などジェームズ・アールズの寄稿が追記された
・訳が洗練された
・絵が綺麗になった、説明のための線が追加されたものもある
といったところが良いところで、ネガティブな面は
・ヨガの説明が減った
・画像の画質が悪くなった
というところでしょうか。
第2版をお持ちの方はあえて買い替えなくても良いかもしれませんが、ボディワーカーやセラピスト、ヨガなど身体操法のインストラクターにはお勧めの書籍です。